英会話講師になったキッカケ③Aupair(オーペア)体験
戸塚駅から徒歩6分の「ほのぼの英会話スクール」の講師Naokoです。
今日は、私が大学を卒業してからアメリカに行った時の経験をお話します。
実は小学校の先生になりたったので、大学は教育学部でした。
しかし、ホームステイをしたことによりアメリカに行くことや英語が話せるようになることに憧れを持つようになりました。
また、大学4年生の時に受けた教員採用試験も残念ながら落ちた私は、「よし、1年間、就職浪人するならアメリカに行こう!」と決意。
でも既に親には私立の大学の費用を出してもらっていたため、これ以上お願いするのは申し訳ないし…
また、今から自分で留学費用を貯めるのも難しいし…
「じゃあ、一番安くアメリカに行ける方法を探そう!」ということで色々とネットで調べました。
その結果、Aupari(オーペア)にたどり着きました。
Aupair(オーペア)とは?
Aupair(オーペア)とは、フランス語で、意味は「ベビーシッター」。
つまり子供の世話をしながら、そこのご家庭に滞在させてもらう住込み型のお仕事になります。
日本では、私がAupair(オーペア)でアメリカに行った20年前では殆ど知られていない制度でしたが、今では、少し広まったかなと感じています。
英語を話すグループ交流会などに参加するとチラホラとAupair(オーペア)経験者に会うようになりました。
ビザとしては、「J-1Visa」と取得することになりますが、列記としたお仕事です。
報酬として、お小遣いをもらうことができます。
空いた時間は、語学学校(ESL)などにも通うことができ、費用はホストが出してくれました。
食費はかからず、必ず自分用に一部屋用意されます。
色々な国から参加しているため、中には大学を暫くお休みして参加していたり、もらったお小遣いを祖国に仕送りしている人もいました。
日本人の多くは、一度就職してから仕事を辞めて参加している人が多かった印象です。
Aupair(オーペア)には年齢制限があり、26歳までの女性。
今でもこのような制限があるかは分かりませんが、他の国では男性Aupairもいたので、不思議でした。
その当時、私は「国際教育交流協会」という団体から申し込みましたが、今現在調べてみたところ、もうAupair(オーペア)の制度は採用していないようです。
ですが、今では色々なところで、Aupair(オーペア)を斡旋していますので、ご興味があるようでしたら調べてみてください。
旅行会社が主催しているAupair(オーペア)制度もあるようです。
滞在期間や滞在国も色々とあるようです。
Aupair(オーペア)での経験
その当時の私の英語力は英検2級でした。
Aupair(オーペア)の条件として、英語力にその定義があったため、渡米前に取得しました。
またベビーシッター経験も必要だったため、近所の幼稚園にボランティアに行ったり、知り合いの大学の先生にお願いして、お子さんのお世話をさせて頂きたりしました。
でも、現地に行ってみると自分の英語力のなさを実感。
また、私がお世話になったご家庭のお子さんは、その当時3歳と1歳半の二人とも女の子でした。
特に3歳の娘の話す英語が難しかったですね。
大人であれば、こちらの英語を聞いて手加減を加えてくれるのですが、残念ながら子供は容赦ありません。
また、日本人の子どもも同じですが、まだ言語が発達段階なので、自分で言葉を勝手に作って話しかけてきたりします。
ここで1つのエピソード。
ある日、彼女が「Get your knees」と私に向かって話かけてきました。
でも、私は意味が分からず「???」状態。
結局、腕を引っ張られて座らされました。
つまり「膝をついて」と言いたかったようです。
そうであれば、正しい言い方は「Bend your knees」だったと思います。
でも、彼女はまだ「bend」を知らなかったのでしょう。
1年のプログラムだったため、その後は日本に帰国しました。
英語力としては、初めの半年が経って段々回りが話している英語がちょっと聞き取れるようになり、1年経つくらいには自分の言いたいことが少し言えるようになったくらいでした。
元々の語学力にもよりますが、はやり留学などするのであれば1年以上は滞在した方がいいと思います。
また、私の場合は1年間のAupair(オーペア)経験のため、留学とは違うので一概には言えませんが、十分日本にいながらでも英語力は伸ばせると思います。
当時と比べると、今の方が明らかに英語力は上だと思います。
ただ、現地で生活しないと分からない習慣や文化はもちろんあるので、機会があれば海外に行ってみることをお勧めします。
See you next time!